優生思想と遺伝子多型と秘めたる力

 

 

人類の歴史上最も多くの人間を殺した科学者は誰だと思う?
ダイナマイトを作ったノーベルでも、原子爆弾を作ったアインシュタインでも
ない…答えは"進化論"のダーウィンだ!!環境に適応した勝者だけが生き残り、
敗者は自然淘汰で死滅する…このダーウィンの進化論を人類社会に当てはめた
社会ダーウィニスト達がやがてドイツ優生学を生み…
あのアドルフ・ヒトラーを生み出す事になる!! (七月鏡一/皆川亮二「ARMS」)

 

今回の御題は優生学ということにしてみようと思う。

優生学とは何か。
いうならば人間の性質の中に遺伝的要因があることを利用し、人間の劣化
防いだり、人間の性質を向上させようとするものである。
19世紀後半から20世紀にかけてそういう思想は蔓延し、精神障害者に対する
強制的な不妊手術や、ヒトラーユーゲントなどを招いた。

…本気でろくでもねーな。

確かに人間の中には優劣を生み出す遺伝子ってのがあって、
その遺伝子の中には疾患を引き起こす要因もある。

しかしだ。

遺伝子の本質がわかっていない人間が優生学やったとしても、
成果なんて十分あがりゃしねぇよ。どういうことかって?

人間にはそもそも2n=46本の染色体をもっている。
なんで2nと書くかって言うと、同じ遺伝子セットが最低2組あるからだ。
で、遺伝子セットの片一方がこわれていてももう一方が無事なら
人間ってのは生きていけるわけだ。

で、実はそういう遺伝子ってのを全人類はほぼ全て持っていて
もし全人類のこの遺伝子の動いてるほうを壊したとしたら、

 

 

人類は2度絶滅するんだ!

 

 

…合いの手が無いな、今日は。それはさておき。
さらにいうと同じような遺伝子セットをいっぱい持っていることもある。
そういうことがわかってきたのは殆ど第二次大戦後だ。

ヒトラーユーゲントだか優生学だかドイツの科学力はアアアァァァ!
世界一イイイィィィ!!だか知らねーがよ、分かってやってたのか?
実は分かってなかったんだろ、本当のこといえよ、あ゛?

中途半端な知識で何か実行するとろくな結果を生まないが、
そのおかげで人類は進歩してる思うと、なんともなあ。
ちなみにそんな方法で劣性遺伝子とやらを取り除くには、
1000年以上かかると思われる。まあ頑張れ。

さて、そんなこんなで最近になって人間の遺伝情報ってのは
ものすごい勢いで増えてきた。内容もわかってきた。

…ちょっと、待て。

もし今その気になったら、優生学を完全な形で実現することも
可能になるんじゃないだろうな…。

…そうだ。
遺伝情報の中にある劣性要因因子を持つものは弾圧され、
遺伝子淘汰が人為的に引き起こされるんだ!
いずれ人類は優生種によって支配されるんだ!!

…寂しいな今日は。まあいいか
遺伝子の上の塩基配列の微妙な違いからタンパク質の構造が変化し、
それが個人の基本能力の優劣を生む。それは残念ながら間違いない。

おそらくそう遠くない未来、遺伝子調整によって選ばれた
能力の優れた人間が現れることだろう。

ただな、前から繰り返してるが、ダメ人間のダメ遺伝子の中に
選ばれし者を上回る因子が隠されているかもしれない。
あくまで現在の環境や文化に適応できないにすぎないのだから。
選ばれ無かった者にも底力がある(可能性がある)んだから負けてられるか!

あきらめたらそこで終わりですよ
…安西先生…ちっとはモテないと…遺伝子残せません…orz

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